DRINK MIX

通常、飲み物中の炭水化物濃度が高くなると、胃排出が遅くなります。それにより、体内への水分や炭水化物の供給が減少します。このため、多くのアスリートにとって胃の問題は重大な課題でした。 Maurtenは、ハイドロゲル技術を使うことで、これらの問題を回避する方法を見つけました。これにより、高濃度の炭水化物を含むスポーツエネルギー製品を開発することができました。世界でトップクラスのランナーの一部は、現在、トレーニングやレース中に当社の製品を使用しています。

▼ドリンクミックス160・320の違い

500mlの水で割ったドリンクミックス320には80gの炭水化物、500mlの水で割ったドリンクミックス160には40gの炭水化物が含まれています。

ドリンクミックス320はカーボローディングのプリロードとしてはもちろん、トレーニング中やレース中にも摂取することができます。この製品は、気温が低いときなど、水分の必要量が少ないときに効果的です。ドリンクミックス160も、プリロードとして使用でき、短時間のトレーニングやレースに適しています。より多くの水分を必要とする高温多湿の条件下では、160をお勧めします。

発汗量には個人差があり、季節や気候によっても異なるため、一般的な水分補給方法は存在しません。これらの要素を考慮して、適切な製品を選択する必要があります。

▼500mlの水に2袋混ぜてもいいですか??

はい、しかしドリンクミックスは、1袋と水500mlの比率で混ぜると最大の効果が出るように開発されています。

推奨量よりも多い水でドリンクミックスを混ぜると、ゲル化成分が薄まり、ハイドロゲルが徐々に弱くなります。これは、ハイドロゲル構造が意図したほど強くならず、消化器系の問題を引き起こす可能性があります。

また、水500mlに1袋以上のドリンクミックスを混ぜても同じ効果は得られません。より濃いドリンクを作ると、より甘く濃厚なドリンクができます(粘性/密度が高く、結果として得られるハイドロゲルが強くなります)。レース戦略に取り入れる前に、ドリンクの耐性を練習することを強くおすすめします。

▼電解質を追加する必要はありますか?

いいえ。

運動中に電解質を追加する必要があることを裏付ける強力な科学的根拠はありません。電解質は、ハードなトレーニングやレース中、または暑い天候下での運動時に、各自の判断で使用することができます。電解質を追加したい場合は、リカバリーのタイミングで使用し、その際にMAURTEN製品と一緒に使用することは避けてください。

さらに、電解質(マグネシウム、カリウム、カルシウム、ナトリウム)はアルギン酸分子を引き寄せるため、胃の中で水素イオンとの交差リンクを作るアルギン酸分子が少なくなる競争環境を作り出し、MAURTENのハイドロゲル強度に影響を与えます。

▼レースやトレーニングの前日にドリンクミックスを準備してもいいですか?

ドリンクミックスには保存料が含まれていないため、水と混ぜたあとは24時間以内に飲むことをおすすめします。

糖分を含み、かつ保存料を含まない飲料は、冷蔵庫で保存することにより長く新鮮さを保つことができます。長期保存するためには、より涼しい温度で保存してください(48~72時間)。また、60℃以上に加熱しないでください。長期保存の場合、ジェルは室温かそれよりも少し涼しいところで保存してください。

▼どのような水を使えばよいのですか?

MAURTENのハイドロゲルスポーツドリンクは高度で、その機能は正確な条件に依存しています。ミネラルが多く含まれる水(40mg/L以上のカルシウム)は混ぜないことをおすすめめします。高濃度のカルシウムはドリンクミックスを溶けにくくします。